
初めまして、ヤブと申します。しばらくポケモンからは離れていましたが、チャンピオンズでみんな大好きメガシンカが帰ってきたということで、剣盾から5年ぶりにガチ対戦に復帰しました。かなり久しぶりではありましたが、最終チャンピオン級を目標に最終日まで戦い、無事結果を残すことができたので記事に残そうと思います。
【結果】

TNヤブ
最高最終R2625
最終138位
【コンセプト】
①対戦時間の短い、引き分けの少ない構築を目指す
②1〜2サイクルは回せる程度の相性補完、耐久調整を施し、単体性能の高いポケモンで殴り勝つ
③メタが回り過ぎたポケモンを採用しない
④フラエッテを持っていない
⑤仕事の日は12時には布団に入る
【構築経緯】
命中安定の高火力タイプ一致技、先制技、対面操作技を持っており、対面からサイクル、スイープまで可能なメガスターミーを軸として採用した。
スターミーを使う上で弊害となるゲンガーやマスカーニャ、ゲッコウガ等の高速低耐久アタッカーに対しては電磁波によるs操作で機能停止に追い込むのが有効と考えた。ステルスロックと併せることで交代にリスクを付けられ、型の豊富さを利用してゲンガーやゲッコウガの居座りを誘発し、スムーズに役割を遂行できるHD電磁波ブリジュラスを採用した。
スターミーを受けに来るブラッキーやアーマーガア、ブリジュラス、ハラバリー絡みのサイクルに対する崩しとして、スカーフガブリアスやメガゲンガーなどの潰し枠への切り返しまで考慮したハバンのみ剣舞ガブリアスとねむカゴアシレーヌを採用した。
イダイトウやギルガルドなどのゴースト技、リザードンやマフォクシー、ゲッコウガなどの高火力特殊アタッカー、重くなりがちなキュウコンやバイバニラなどの氷技への一貫切り、クッション性の高さとあくび+守るによるラス1の詰め性能の高さを評価してカビゴンを採用した。
ミミロップ軸やスコヴィラン入りへの立ち回りがかなり窮屈であり、どこまで行っても持久力ブリジュラスが厳しかった。ミミロップに対面有利で裏にも強力な圧をかけられ、敢えてメガ進化せず根性を発動させてスコヴィランに突撃する選択肢が取れるメガヘラクロスを採用して構築が完成した。


【個体解説】

メガスターミー
NN:イキスギ
持ち物:スターミーナイト
特性:自然回復→力持ち
性格:陽気
実数値:151-145-125- -125-181
調整
S:最速メガルカリオ抜き
A:ステロ+アクアブレイクで無 H2振りフラエッテを大体落とせる(乱数87.5%)
アクアブレイク+アクアジェットで2振りメガリザードンXをちょうど落とせる(100.6%〜)
残りH
メガメタグロスを彷彿とさせるイキスギた性能でした。ブリジュラスの電磁波+ステロやガブアシレの崩しと合わせてのスイープ性能、一貫性のある水技+先制技の対面性能、アクブレのBダウンや思念怯みによる崩しや運勝ち等今のプールではかなりスペックが高いポケモンだと感じました。陽気スターミーが環境にほとんどいなかったためミラーに強く出られたり、ルカリオや速いフラエッテの居座りに対して有利に立ち回るため陽気で使い続けました。アーマーガアやブラッキー、ハラバリー、コスモパワーピクシーにアクブレを連打している時に火力不足を感じることはありましたが、それ以上に上から動くことがこの構築では重要だったのでこの調整で良かったと思います。調整の自由度も高く、まだまだ開拓の余地はあるかなり強いメガ枠です。

ガブリアス
NN:イキスギ
持ち物:ハバンのみ
特性:鮫肌
性格:いじっぱり
実数値:191-184-123- -105-154
調整
HB:+2一致イカサマ確定耐え
S:準速
残りA
使用率がイキスギているポケモン。最初は襷やラムでスケショを採用していましたが、初手から居座ってくるリザードンがあまりに多く、イカサマダイスの無いスケショの期待値ではリザYにすら対面で負ける確率がかなり高かったため岩石封じを採用しました。アーマーガアを炎の牙で崩した後のスカガブやスカーフサザンへの切り返しや、持久力ブリジュラス対面で無理やり剣舞を積む等の選択が取れるハバンのみを持たせました。メガカメックスやリザYの竜の波動など思いの外有効に働く場面が多かったです。しかし抜き性能に欠け、最速フラエッテに同速勝負すら仕掛けられないのがかなり弱い点であり、当てられるならスケショを採用した方がいい思いました。ブラッキーのイカサマを受ける場面も限定的で再現性に乏しかったため陽気ASにしても良かったかもしれません。

ブリジュラス(GIFなかったので画像はディアルガ)
NN:イキスギ
持ち物:オボンのみ
特性:持久力
性格:腕白
実数値:197-125-169- -115-105
調整
HD:臆病メガマフォクシーの気合い玉確定耐え
HB:陽気ガブの地震オボン込み2耐え
余りB
今作屈指のイキスギポケモン。ゲンガーやゲッコウガ、マフォクシーなどの有利不利がはっきりしないポケモンが大体居座ってくるので電磁波がかなり刺さりました。構築経緯の通りで電磁波ステロまで確定で、削りながら場を荒らせるドラテと、フラエッテへの削りや電磁波と併せて嫌がらせができるアイヘを採用しました。初手に投げることが多く、型の豊富さ故に相手が誤認して自ら崩れていくことも少なくなく、ドラテと電磁波を連打しているだけで勝ってしまう試合もありました。ドラテブリジュラスのミラーも電磁波から入ることで上からドラテを打てるのがちょっとテクいなと思いました。
麻痺も怯みも弱体化を受けたせいで思ってた数倍は相手に動かれましたが、勝敗はブリジュラスの仕事量にかかっているという試合も多く、構築の裏方でありながら中核を担う非常に優秀なポケモンでした。
技構成の都合上身代わりブリジュラスと身代わりガルドが無理でしたが、吠えるに変えるほどの個体数でも無かったので切る形となりました。

アシレーヌ
持ち物:カゴのみ
特性:激流
性格:図太い
実数値:185- -133-146-136-89
調整
S:一般的なアーマーガア、ブラッキーを抜けるライン
HB:出来るだけHを高く、ミミロップの猫+ギガインパクトの乱数が良くなるライン
毒菱やブラッキーに後投げした際のどくどくに対して強力な切り返しとなるねむカゴ型で採用。ゲンガーのヘドウェを耐えて倒した後にアーマーガア対面で眠ったりすると気持ちよくなれます。元々残飯で使っており、残飯込みで意地ミミロップの猫+ギガインパクト耐え調整にしていた個体を時間がなかったためそのままねむカゴにして採用したのですが、残飯分がないせいで最終日にしっかり咎められました(1敗)。タイプが優秀なのでついつい選出してしまいがちですが、数値はそこまでなので出す相手を選ぶのが大切なポケモンです。

メガヘラクロス
持ち物:ヘラクロスナイト
特性:根性→スキルリンク
性格:いじっぱり
実数値:187-243-135- -125-113
調整
S:最速50族、準速60族抜き
Hぶっぱ残りA
元々この枠はイダイトウやドドゲザン、メガギャラドスのストッパー枠としてスカーフマスカーニャを入れていましたが、ミミロップ軸への勝率が悪く解散、ミミロップ軸のほとんどがこのポケモンで破壊できると最終日前日に気付き採用しました。確かに刺さりは良かったですが、対面的に処理されることが多く、ミミッキュのトリルなどでサポートしてあげる方がいいなと感じました。一応スコヴィラン入りにメガせず突撃して根性ヘラクロスを爆誕させる動きもできます。

カビゴン
持ち物:食べ残し
特性:厚い脂肪
性格:慎重
実数値:267-130-117- -145-50
構築経緯の通りで、幅広くクッションとして投げられる補完枠で採用しました。対面構築がかなり多く、ヨプカウンターも試しましたが最終的にあくび守る型になりました。ゴーストの一貫切りとあくび守るの詰め性能が非常に強く、イダイトウに対してもステロ+アクジェ+ウェブタ反動+地震という処理ルートをとれたりと対応範囲は広かったです。最終日はミミロップばかりマッチングしてあまり出せませんでした。
【総括】
構築は最終日まで迷走しており、割り切ってる部分も多く完成度にはあまり自信がないです。最終日はマッチング運と選出の噛み合いのお祈りばかりでした。ちゃんとzaをやってフラエッテを捕まえましょう。
【感想】
9世代は1〜2シーズンくらい中盤までやった程度で、剣盾からほぼほぼ5年間ガチ対戦をやっていなかったため、チャンピオンズが発表された時も「メガ進化復活は嬉しいけど仕事もあるしやるのかな?」とここまで本腰を入れてやる予定はありませんでした。いざ発売されると僕らが狂ったようにやり込んでいたウルトラサンムーン時代のおじさん達がみんなして騒ぎ出し、廃れていた当時のDiscordの通話窓で10人近い人数で通話をしており、これは流石にやるしかないなと心を躍らせたことが印象に残っています。実際にやってみるとあまりの面白さに仕事や人付き合いがおざなりになってしまう程で、本当に中毒性が高いゲームだと思いました。思いの外勝てたため、チャンピオン級を目標に最終日朝まで潜り、無事結果を出すことができて嬉しいです。
昔取り憑かれていたようにやっていたみんなと久しぶりに通話しながらやるポケモンは本当に楽しかったです。クチートが帰ってきたらまた本腰を入れてやりたいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
X:@pokemon_yabu9