【S15最終2130-14位】紺碧のファランクス

お久しぶりです。ヤブです。今となっては初めましての方が多そうですが、今期は忙しながらも最終日にポケモンをする時間が取れそうだったこと、また今期50位以内を取れば1年前のs1の成績と合わせてムゲンダイカップ出場権が得られるそうだったので約半年ぶりに最終日まで戦うことを決意しました。

 

 

 

 

使用構築

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結果

TN RiNA 80勝28敗 レート2130最終14位

TN ヤブ 172勝138敗 最終爆死

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構築経緯

黒バドレックスやイベルタル、日食ネクロズマ、ゼルネアスなど多くの禁伝を使っていたが、環境の変動が激しく、最終的に何が強くなるのか全くわからなかった為、禁伝枠にはそれまで使っていた取り巻きと相性の良い速い特殊アタッカーとしてイベルタルと黒バドレックスを候補に置き、終盤の環境に合わせてどちらかを採用することにした。

ザシアンやムゲンダイナに強く、威嚇と蜻蛉返りでサイクルも出来るスカーフランドロスを採用。

ムゲンダイナ入りに大体入っているテッカグヤエアームド、アーマーガアなどの鋼飛行を処理すればスカーフランドロスと後述のゴリランダーが通せると思ったので磁力ジバコイルを採用。

あくび展開への切り返しとサイクル構築の抜きエース、カイオーガ対策としてラム剣舞ゴリランダーを採用。

ここまででサンダーやゼルネアス、壁展開が重かった為砂かきチョッキ瓦割りドリュウズを採用。

最後に環境の多くの禁伝に役割が持てて、ラプラスやサンダー、ランドロスを削って裏のポケモンでの処理を可能にする襷エースバーンを採用。

この5体と禁伝枠のイベルタルでレート2000には乗ったのだが、イベルにダイウォールを入れたい都合上熱風の技スペが無くザシアン入りに出しにくいこと、バンギラスが多すぎたこと、サンダーと対面した時にダイマックスを切らないと上からワンパンされるリスクがあることなどを考えてそれらの要素を解消できる草技持ちの黒バドレックスに変更して構築が完成した。

 

コンセプト

・対面性能の高いポケモンで殴り勝つ

・受け構築にはギミックかバドレックスで崩す

 

個体解説

バドレックス(黒馬)@命の珠

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特性 人馬一体

性格 臆病

175- -101(4)-217(252)-120-222(252)

アストラルビット ワイドフォース リーフストーム 身代わり

 

その辺のスカーフ持ちやダイジェッターでは抜けない速さと非ダイマ時でも広い範囲で確1を取れる火力の高さが持ち味の為、努力値は特に考えずにcsぶっぱ。途中まで使っていたイベルタルと違ってサンダーやザシアンの上を取れることや、バンギラス入りに交替読みのダイソウゲンが通れば全抜きが見込めることなどからレート2000に乗せた後に変更した禁伝枠。100-80-100(耐久種族値)と平均以上の耐久値があり禁伝同士のタイマンに結構強いこと、広い技範囲と特性も相まった火力で相手のダイマックスも貫通して制圧できる性能を評価して採用したが、ほとんどの構築にバンギラスやエースバーン、ミミッキュ、ウーラオスなどのストッパーがいる為、無闇にダイマックスは切らずに初手投げで雑に負担をかけたり相手にダイマックスを強要させる立ち回りも多かった。技構成に関してだが、ジガルデ+バンギラスなどこちらの一般枠が詰みがちなサイクル構築を強引に崩しにいく為のリーフストームは必須だったが、ワイドフォースは打つ機会がほとんど無く、ゴースト技と草技で範囲は十分に足りている為身代わりと相性が良く場持ちを良くする宿木の種の方が良かったかもしれない。身代わりはダイマターン枯らし以外にも、不意打ち透かしや、バドレックスのような有利不利がはっきりしているポケモンは交替が読みやすく、有利対面で身代わりが残ることが多い為今の環境ではかなり優先度の高い補助技。他の禁伝と比べて選出率はそこまで高くなかったが、通せそうな時の制圧力が凄まじかったことや、性能上相手の選出がかなり読みやすく、選出していない時でも相手に選出されているかもしれないという圧力をかけられるだけでも強かった。黒の嘶きが発動してしまえば日食ネクロズマやゼルネアス、ルギアなどの高耐久ポケモンダイマックスにも簡単に打ち勝ててしまうロマンがあったり、ダイマ時の青いオーラめちゃくちゃカッコいいのもポイント👍

 

エースバーン@気合の襷

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特性 リベロ

性格 意地っ張り

155-184(252)-95- -96(4)-171(252)

火炎ボール 飛び膝蹴り アイアンヘッド 不意打ち

 

カバルドンがそこまで多くなかったことや、ランドロスが耐久に振っていない剣舞型が多かったので刺さりはかなり良かった。火炎ボールは最後まで採用を渋ったが、襷で採用する以上フレドラにするわけには行かなかったので目を瞑りながら火炎ボールや膝を押していた。残りの技は先制技かつメタモン対策の不意打ちは確定で、ラストはせめてもの命中安定技とゼルネアスやブラックキュレムに打つアイアンヘッドにした。(ダストシュートを採用する勇気はなかった)腐ることがなく初手に投げてもラス1に残しても活躍してくれる最高の仕事人。

 

ランドロス@拘りスカーフ

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特性 威嚇

性格 陽気

165(4)-197(252)-110- -100-157(252)

地震 空を飛ぶ 岩雪崩 蜻蛉返り

 

ザシアンやムゲンダイナ、ゼクロムディアルガ、ホウオウなど多くの禁伝枠に上から弱点がつけること、その他色々とスカーフランドロスが刺さっていた為採用。後述のジバコイルと組み合わせることで環境に多かった受けループにも強く出られた。単純にダイマエースとしての性能も高く、様々な殴り合いに打ち勝ってくれた。耐久に振らずとも威嚇と蜻蛉返りである程度のサイクルも回せる為非常にゲームメイクがしやすかった。

 

ドリュウズ@突撃チョッキ

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特性 砂かき

性格 意地っ張り

189(28)-187(116)-95(116)- -96(84)-129(164)

地震 アイアンヘッド 岩雪崩 瓦割り

 

調整

砂下で準速スカーフエースバーン(256)、準速レジエレキ(252)抜き

ダイマックス時222ザシアンの+1インファイト確定耐え

177サンダーの珠ダイバーン確定耐え

 

ラプザシアンやオーロンゲなどの壁構築対策と、そういった構築の裏に大体控えているサンダーへの切り返しとして採用。ゼルネアスが重かったことや、役割対象が特殊アタッカーが多かったことから突撃チョッキを持たせた。瓦割りは壁対策だけでなくダイナックルによるHBサンダーの強引な突破にも使えた為有用な技だった。

 

ゴリランダー@ラムの実

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特性 グラスメイカ

性格 陽気

175-177(252)-110- -91-150(252)

グラススライダー 10万馬力 アクロバット 剣の舞

 

あくび展開への切り返しと、後述のジバコイルによる鋼飛行の処理をした後に受けループを破壊出来そうなポケモンとして採用。鉢巻しか警戒されないせいか、ゴリランダーの前で様子見の守るをしたり悠長な交替をしてくる人がかなり多かったので拾えた試合が結構多かった。草地面飛行の技範囲が磁力ジバコイルの性能とマッチしており多くの受け構築を崩すことが出来た。普通のスタンパにもグラスラでスイーパーになれたりフィールドキョダイコランダの規格外の火力を押し付けたりとかなりポテンシャルの高いポケモンだと感じた。

 

ジバコイル@風船

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特性 磁力

性格 控えめ

177(252)- -135-165-129(148)-94(108)

10万ボルト ボルトチェンジ 嫌な音 守る

 

調整

ダイサンダーでH振りテッカグヤを確定一発

大体のエアームドを抜けるsライン

残りD

 

テッカグヤへの殺意から生まれたポケモン。ムゲンダイナバンギラステッカグヤに対してランドジバコゴリラと選出していたが、ランドが地震で拘るとほとんどのテッカグヤが交替読みの地震を撃ってきた為風船を持たせた。テッカグヤダイマしない場合ワンパンでき、ダイマの撃ち合いになっても風船を割られた後はフィールド補正が乗るのでダイサンダー×2で残飯込みでもH振りテッカグヤに勝つことができる調整にしたが、ジバコにダイマを切ることはほとんどなかった為別の良い調整があったかも。残りの技に関してだが、イベルタルやサンダーのダイジェットへのクッションとしての役割も果たしてもらう為のD振りとそれらのダイマ枯らしの守る採用、サイクルを回すボルチェン、最後の技としてテッカグヤを突破した後にコスモパワームゲンダイナで詰まないように嫌な音(防御を2段階下げる音技)を採用した。嫌な音はムゲンダイナ以外にも拘ったランドロスの前で剣舞してくるランドロスに後投げして嫌な音を出すことで裏のエースバーンやランドロス、ゴリランダーで縛りやすくするのにも有効な技だった。(2回ほど使ったがどちらも外した)

 

 

選出パターン

・ラプザシアンサンダーウーラオスみたいなやつ

黒バド(ドリュウズ)+エスバ+ランドロス

悪ウーラオスは黒バドのストッパーであり初手にはあまり来ないのでそれ以外に強い黒バドを初手に置いて圧をかけ、エスバとランドロスで詰めに行く。ラプラスの壁ターンも身代わりで稼げるのでドリュウズより黒バドの方がやや有利に運べそう。

 

・ムゲンダイナバンギカグヤ

ランドロス+ジバコイル+ゴリランダー

上に書いた通り鋼枠をジバコイルでしばけば大体勝てました。上位帯ではジバコを警戒してカグヤを投げてこない人が結構いたが、それはそれでゴリラを通せたので問題無かった。

 

カイオーガ

黒バド+エスバ+ゴリランダー

並びによって黒バドのところをドリュウズに変えたりゴリラの枠をランドに変えたりしていた。カイオーガはワンパンさえされなければどうにかなるポケモンなので不利を取らない対面性能の高いポケモンを並べることが重要。

 

その他日食ネクロズマやゼルネアス、ディアルガゼクロム、ブラックキュレム、ジガルデなどの構築には個体解説で示した対策ポケモンと取り巻きに対応できる@2を柔軟に選出していった。

 

終わりに

ムゲンダイカップの存在を知って戦うことを決意したわけですが、久し振り過ぎて2100は愚か50位以内も厳しそうな感じでした。構築も2000に乗ってから8回近く取り巻きと禁伝枠を変えるくらいにコロコロしていた為このような結果で終われたのは奇跡だと思っています。強いて言えばエアプなりに試行錯誤して400戦以上の対戦数をこなしたこと、新しい環境の最初のシーズンなのでみんなが同じスタート地点だったということが大きかったのかもしれません。最終日の夜18時に2100になった時点で終わるつもりだったのですが、早朝5時くらいに欲が出て2100から1ロム特攻して2勝出来た時は久し振りに最終日のビリビリする感覚を味わえて本当に良かったです。目標だったムゲンダイカップも無事出られそうなので本番は楽しくポケモン出来たら良いなと思っております。ここまで読んで頂きありがとうございました!

 

Twitter

@pokemon_yabu9

https://mobile.twitter.com/pokemon_yabu9

リア友からいらない端末を貰ったのでムゲンダイカップに向けてアカウントを作り直しました。これで9代目ですが、下手なことをしなければ多分凍ることはないと思うのでよろしくお願いします。

 

 

おまけ

絢瀬かえでって奴が先日バズっていましたが、その天才的なリプをしたのは僕です。僕を崇めてください。僕の許可無しに7万いいねを稼がないでください。

https://twitter.com/elice6v/status/1362621897964355584?s=21

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