s4お疲れ様でした。いつも通り(?)今季も2100逃しました←。終盤に2054から1740までレートを溶かした時はどうなるかと思いましたがどうにか2000に復帰し、最終日に負けたら終了縛りで潜り始め、2081まで行ったところで負けて撤退しました。今季はラティクチ使いの強い方たちと意見を共有し、レート以外にも様々な収穫があったのでそれらも書き残そうと思います。
今季使用したパーティがこちらです。
最高レート、最終レートがこちら
さて、今季はラティクチ界隈で何回か会議のようなものを行ったわけですが、その結果ラティクチの構築を組む上での結論、鉄則のようなものが生まれてきました。自分なりにまとめて見たのがこちらです。
1.ギルガルド対策
2.ガッサの胞子対策
3.受けループ対策
4.地面枠(電気無効枠)
5.ゲンガーに弱くない水枠
これらの条件を満たし且つ、ラティクチ+草水炎地面タイプを持ったポケモンで裏を組むことができれば構築としてかなり完成度が高くなるという結論に至りました。これが所謂†ラティクチ結論パ†です。以下の個体紹介ではこのことを踏まえて見ていただけると幸いです。
個体紹介
ラティアス@拘りスカーフ
性格 臆病
特性 浮遊
努力値 12-0-4-236-4-252
実数値 157- -111-160-151-178
技構成
調整
C実数値222メガゲンガーのシャドーボール、C実数値147カプコケコの眼鏡マジカルシャイン最高乱数以外耐え(瀕死率6.3%)
Sは最速、残りをC、余りをB
火力目安
サイコキネシスで耐久無振りメガゲンガー、メガバシャーモを確定1発
冷凍ビームで大抵のランドロス、メガボーマンダを確定1発(チョッキ、HD以外)
後述のクチートの不意打ち+シャドーボールでH振りギルガルドを処理可能
流星群で耐久無振りゲッコウガをギリギリ落とせない← (乱数25%)
催眠ゲンガーとメガバシャーモに殺意を持った最速スカーフラティアス。最近は裏に受けられるポケモンがいるにも関わらず初手催眠を打ってくる バ̶カ̶ 不届き者ばかりだったので何としてでもそういった輩を懲らしめてやりたいという想いから採用したポケモン。催眠ゲンガーは基本的に攻撃を食らわないで眠らせる前提のポケモンなので耐久無振りが多く、前季に続いて今季もそればっかりだったのでサイキネでワンパン出来ることが多く、ゲンガー入りのパーティには非常に刺さりました。 ゲンガー使いはみんな初手に投げて催眠ぶっぱしてきたのでドヤサイキネでゲンガー56すの最高だったんだ…w また今季からメガバシャーモの解禁により加速バトン構築が増えて、sの上がったカプレヒレやテッカグヤを止める手段があまりにも少なかったので、加速バトンされる前に狩ろうということでバトンを匂わせるパーティには積極的に初手に投げていました。orasと違い今作ではスカーフテテフを抜くために準速か最速のメガバシャーモが多いイメージだったのでサイキネで落とせることが多かったです。他にもカプコケコやゲッコウガに対し後出しから強引に削りを入れたり、リザxやスカーフガブリアスのストッパー、ランドラスやボーマンダへの冷凍ビームなどとKP上位のポケモンに対してかなり仕事ができました。
選出率ですが、今季はどのポケモンも同じくらいの選出率だったので省略させてもらいます。
性格 意地っ張り
特性 威嚇→力持ち
努力値 172-196-0-0-0-140
実数値 147-165-145- -115-88
技構成
じゃれつく、はたき落とす、雷パンチ、不意打ち
調整
意地っ張りミミッキュのA+1ゴーストzを高乱数耐え(瀕死率18.8%)
残りをA
この調整はけいまさんのs3のブログを参考にしました。
http://keimapokemon.blog.fc2.com/
火力目安
雷パンチでH振りアシレーヌを確定1発
耐久振りも高乱数1発
雷パンチでHB特化ドヒドイデを確定2発
アシレーヌやマリルリ、ブルルドヒドイデやカグヤ入りのオタクサイクルを56すクチート。打つ場面の減った炎の牙を切ってはたき+雷パンで役割範囲を広げました。前季にアシレーヌが増えた為、その対策としてsを振ったりしたのですが、アシレーヌ自体は今季は少なく、その代わりにテッカグヤやポリゴン2にかなり強く出られる駒となった為この調整は間違っていなかったと思います。H振りテッカグヤに対して雷パンチが8割近く入る為一発ブチ込めればほぼ機能停止に追い込むことができます。炎の牙を切ったことに関してですが、クチートミラーやハッサム対面が減ったことと、ナットレイ対面を作っても素直に炎の牙を打つことが無く、大体交代読みのじゃれつくを選択していたのでいらないんじゃないかってなったんですよねw 実際炎の牙が欲しいと思った場面はなく、ゲンガーブラッキーやマリゲンポリ2みたいなパーティをはたき+雷パンで蹂躙できるのでこの構成はお気に入りです。 受け回してくるパーティでドヒドイデを後投げされた日にはニヤけが止まりません( ◠‿◠ )
ゲッコウガ@ミズz
性格 臆病
特性 変幻自在
努力値 0-0-12-248-0-248
実数値 147- -89-154-91-190(王冠未使用)
技構成
ハイドロカノン、水手裏剣、冷凍ビーム、めざめるパワー炎
s3で使ったものと同じ個体なので調整はそちらのブログを参照ください。
前季から続投の圧倒的な信頼を置いてるポケモン。相変わらず個体値を妥協している() そろそろ王冠使います。1145141919810体のボーマンダを56してきました。来季も活躍期待してます。
レヒレ入りのマンダ軸が重くなるので草zも使ってみたいところですが、ミミッキュやリザx、バシャーモを吹っ飛ばせるミズzも欲しいので難しいところです。レヒレ入りのマンダ軸はゲッコウガ+草枠でマンダの起点にならないように上手く立ち回って見るのがいいと思います。
性格 臆病
特性 天邪鬼
努力値 196-0-0-116-0-196
実数値 175- -115-110-115-172
技構成
調整
s 最速ウツロイド抜き抜き
C+2リーフストームで無振りミミッキュ高乱数1発(瀕死率87.5%)
こちらもけいまさんの型を参考にしました。(けいまさんはカビパラさんの型を参考にしたそうです)
ラティクチの草枠、ガッサ対策。リフレクターによるサポートだったり、自らがリーフストームで負荷をかけたりと数値以上の性能の高さを感じました。よくジャローダにナットレイを後投げしてくる人がいましたが、鉢巻でもない限りナットレイはゴツメジャローダの餌です。壁を貼って光合成で粘りながら好きなだけリフストを積めます。ゲッコウガと組ませることが多く、ミミッキュやランドロスの安定した引き先でもありました。今季はガルーラスタンが増えたこともあってゴツメジャロの刺さり方はかなりいいように感じました。何よりミミッキュに強いのが偉い。ゴーストz+かげうちを耐えるので光合成→リフレクターで切り返すことができます。めざパですが、ウルガモスやリザyに刺さる岩もいいのですが、バシャや鋼タイプの後出しをよくされたり、ドラン+水枠のような並びを崩すのがキツかった為めざ地にした方がいいかもしれません。来季はめざ地を試してみたいです。
ガブリアス@ドラゴンz
性格 陽気
特性 鮫肌
努力値 0-252-0-0-4-252
実数値 183-182-115- -105-169
技構成
逆鱗、地震、炎の牙、剣の舞
調整 特に無し
ラティクチの受けループ対策として採用した大正義ガブリアス。最近はランドロスに地面枠を奪われてかわいそうな扱いを受けているが、使っていてやはりこのポケモンは強いと感じました。相手にかける圧力がランドロスとは段違いで、低速サイクルを一気に崩壊させることができます。地面枠を奪われたランドロスの前で剣舞を積んでzで吹き飛ばすこいつはマジでイケメンだった…/// 余談ですけどガブのドラゴンzのモーションカッコいいですよね。技構成は逆鱗地震が固定で崩しの決め手となる剣舞、テッカグヤやナットレイへの打点として炎の牙です。こいつの強さは言わずともみなさんわかっていると思うので特にこれ以上はありませんw
エンテイ@突撃チョッキ
性格 意地っ張り
特性 プレッシャー
努力値 4-180-4-0-204-116
実数値 191-173-106- -121-135
技構成
調整
控えめカプテテフのフィールド込みサイキネを高乱数2耐え(瀕死率25%)
ギルガルドのゴーストz(シャドボ)+シャドーボールを高乱数耐え(瀕死率18.8%)
残りをA、余りをHB
今回の構築のタイトルを飾ったポケモン。こいつの聖なる炎がモンハンのテオ・テスカトルの粉塵爆発を彷彿とさせたので2ndGのトラウマクエスト名をそのまま持ってきました。こいつの採用に至った経緯ですが、元々はウルガモスを使っていて、ガルドやゲンガーの受け出しが効かなかったりバシャーモを後出しされたりテテフが受からなかったりとサイクル性能があまりに低かったので、ガルドに後出しができて、バシャテテフにそこまで弱くない炎枠を探していたらチョッキエンテイもいうものを見つけて試しに使ってみたのが始まりです。エンテイ変えてからガルドに対する安定感がかなり上がり、ガルド入りに対してもラティアスなどを選出しやすくなりました。またこいつの一番の強みでもある5割火傷の聖なる炎はめちゃくちゃ強かったです。有利対面を使って聖炎をぶっぱなすだけで後出しのマンダやランドが焼けて試合が終了したりと多くのイージーウィンをもたらしてくれました。ラティクチで重いヒードランで止まらない炎枠としても評価が高く、重いウルガモスも止められるのでラティクチとの相性はかなりいいはず。地ならしとニトロチャージという双方のs操作ができるのも優秀であり、自らのsを上げて全抜きを狙ったり、地ならしによって起点を阻止したり後続が抜けるようs操作をしたりと多くの相手に対応ができたのもよかったです。リザードン対面は最近xばかりなのと、Yならいくらでも対処が効くということで対面したら思考停止で地ならしを連打していました。ただがんぷうを覚えないのが難点でしたね。ウルガモスに対してもエッジを押さなければならなかったり、地ならしの通らないマンダの起点になってしまうのでマンダ入りに出す場合はクチートなどのストッパーと組ませて選出することが不可欠です。
個体紹介は以上となります。
パーティで重い相手、並び
1.瞑想レヒレ
起点にされるポケモンが多いのでジャローダのHP管理をしておかないとこいつ1匹で崩壊する。2054から1740まで溶かした時もこいつに何回も3タテされた。
2.マンマンレヒレ
とりあえずレヒレが重い。レヒレをジャロで止めようとするとマンダが出てくるのでクチートやガブなどの高火力ポケモンで強引に崩さなければならない。
3.ヒードラン+高耐久水枠
高耐久水枠の処理を基本的にジャローダに任せているのでキツイ。個体紹介でも書いたが来季はこういうサイクルを崩せるめざ地を使ってみたい。
4.加速バトン→瞑想レヒレ、身代わりカグヤ
こいつらにバトンされたらほぼ負け。バトンされるまえにラティやゲッコウガで処理が必要。
5.電磁波ミミッキュ→身代わりマンダ
これ流行ってんの?ってくらい多くてめちゃくちゃ辛かった。ミミッキュを早急に処理しないとマンダに好き勝手されて終わる。
6.雨パ 特にグドラ
みんな洗い流される。雨に抗えるのがジャローダしかいないので雨エースがグドラの場合ほぼ解散。ラグの場合は上手くその対面を作れば行けなくはない。ナットレイを後投げされたら起点にしてどうにかこうにか…って感じですね。
7.サイコフィールド下の格闘zフェローチェ(特殊)
クチートが勝てず、水手裏剣が通らないのでラティで倒すしかない。蝶舞されたらオワオワリ。
8.サイキネ耐えてくる催眠ゲンガー
やめてくれ
9.サイキネ耐えてくるメガバシャーモ
せめてバトンはしないで。
10.s上がるフェローチェ
あああああああああああああああああああ(ブリブリ ブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!)
とまぁこんな感じです。今季も忙しく2000帯で潜る時間があまり取れなかったので最終日に慌てて潜る形になってしまいました。来季は少し時間ができそうなのでシーズン終了のもっと前からゆっくりと2100を目指して潜りたいです。ラティクチの構築の組み方も段々と結論に近づいていき、ラティクチで2000を超えた人も前季と比べて5人近く増えたみたいなのでそういった人たちと意見を交換してより完成度の高い構築を作れたらいいなと思っています。みなさんもラティクチを使ってレートに潜りましょう!ラティクチ最強!ラティクチ最強!
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